Homebrewを使ってPHPをインストールする方法を紹介したいと思います。
目次
Homebrew(ホームブルー)とは
HomebrewとはOSで動作するパッケージ管理システムのひとつで、パッケージのインストールやアンインストールできる管理システムです。Homebrewを使用すれば、ターミナルから簡単に便利なコマンドをインストールすることができます。一度使い始めると、なくてはならなくなる便利なソフトウェアです。
インストール手順
Homebrewをインストールする
まずは、PHPを簡単にインストールするためにHomebrewをインストールします。
Homebrewの公式サイトからインストール用のコマンドをコピーしてターミナルで実行します。
インストール
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
インストールが成功したかどうかを以下のコマンドで確認しましょう。
バージョン確認
$ brew -v
Homebrewのバージョンが表示されていれば成功です。
PHPをインストールする
Homebrewのbrew install
を使って、PHPをインストールしましょう。
インストールできるバージョンなどはこちらから確認できます。
インストール
$ brew install php@8.0
brew-php-switcherのインストール
PHPのバージョンを切り替えるために、Homebrewの「brew-php-switcher」をインストールします。
インストール
$ brew install brew-php-switcher
brew list
を入力し、brew-php-switcherがインストールされているか確認しましょう。
インストールしたもの確認
$ brew list
brew-php-switcherがインストールされている状態で以下のコマンドを実行することで、PHPのバージョンを切り替えることができます。先ほどインストールしたPHPのバージョンを指定して切り替えましょう。
PHPの切り替え
$ brew-php-switcher 8.0
これでPHPのインストール作業は完了です。
ターミナルで確認してみる
実際にPHPコマンドを入力して確認してみます。php -v
を実行すると、下記のようにPHPのバージョンが表示されます。
$ php -v
Homebrewをアンインストールするには?
Homebrew公式ホームページのFAQページの「How do I uninstall Homebrew?」からコードを取得し、ターミナルで実行します。
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/uninstall.sh)"
まとめ
Homebrewのようなパッケージ管理システムを使用することで、バージョンのインストール、アンインストールはもちろん、アップグレード、ダウングレードも簡単にできます。アンインストールする際も、関連するファイルをすべて端末から削除することができるため、容量の節約にもなりとても便利です。皆さんも是非使ってみてください!